メディカルコミュニケーション委員会

COVID-19について、患者さんにどう伝えるか?(2020年5月改訂版)
「油断」ではなく「安心」を与える、かかりつけ医の関わり

COVID-19の流行は長期化の様相を呈しており、今後も感染防止にむけた市民の努力が必要です。 一方で、テレビなどの情報によって過剰に不安を煽られ、「コロナ・ノイローゼ」のような状態に なっている患者さんも見受けられます。この過剰な恐怖心や不安感は、感染者や医療関係者に対する 差別的な言動を生む一因ともなっています。 このような状況を改善していくために、我々かかりつけ医が果たすべき役割は何でしょうか。第一に は、正確な知識をわかりやすく患者さんに伝えること。また第二には、患者さんの不安を和らげ前向 きに生活できるよう支援すること。このためには患者さんの気持ちを理解し、その努力を承認するこ とによって自己効力感を高めてもらうことが重要です。
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COVID-19について、患者さんにどう伝えるか?
「油断」ではなく「安心」を与える、かかりつけ医の関わり

COVID-19 パンデミックに対峙するには、患者さん側にも正確な知識をもっていただく必要があります。同時に、患者さんが安心を取り戻し、おちついて生活を続けていけるようにするための支援も、かかりつけ医には求められます。
そこで当委員会では、日常臨床で患者さんからよく出る質問について2つの回答例を用意しました。臨床現場での会話の参考になることがあれば幸いです。
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COVID-19感染拡大のため中止になりました
中止:「コーチング」を活用した医療コミュニケーション

2020年2月25日(火)19:30~21:00
神奈川県総合医療会館 4階第二会議室
参加費無料 定員20名 【案内チラシ・申込書
相手の個性を尊重し、対話を通して目的達成の力を引き出す「コーチング」。
スポーツなどの世界でも注目されていますが、実は医療の分野でも
非常に有効な、日々の臨床実践に役立つコミュニケーション法です。
患者さんとより良い治療関係を築くために、また医療スタッフの意欲を高め
チームワークを向上させるために、そのエッセンスを学んでみませんか?
内容:
・コーチングの基本スキル
・「コーチングフロー」に沿った面接の組み立て方
・事例検討、フリーディスカッション
主催:神奈川県内科医学会メディカルコミュニケーション委員会
(委員長:松澤陽子【 日本コーチ協会認定メディカルコーチ 】)
参加ご希望の方は、申し込み用紙をFax またはメールにて
神奈川県内科医学会事務局までお送りください。