神奈川内科医学会 肝・消化器疾患対策委員会
肝疾患簡易抽出シート

患者情報

年齢 性別 体重 身長 BMI
歳
kg cm

患者情報を入力して、ボタンを押してください。

肝機能検査

AST ALT γ-GTP ALP 血小板数 FIB-4 index FIB-3 index
< 30 IU/L < 30 IU/L < 51 IU/L 38 〜 113 IU/L ? 15 〜 45 ×104 /µL < 1.3
IU/L IU/L IU/L IU/L ×104 /µL

肝機能検査結果を入力して、判定ボタンを押してください。

FIB-4 index ≥ 1.3 であれば「肝線維化進行の可能性あり」
AST・ALTの数値にかかわらず
肝臓専門医 もしくは 地域基幹病院へ紹介
肝炎ウイルス検査・抗核抗体・IgG・IgM測定（IgM高値であれば抗ミトコンドリア抗体測定）
肝炎ウイルス検査
（公費負担 : 自治体により異なります）
HBs抗原 HCV抗体


いずれか陽性の場合、専門医へ紹介

肝臓専門医もしくは
地域基幹病院へ紹介
抗体不明の場合、測定推奨
正常です。
抗核抗体定性 IgG

820 〜 1740 mg/dL
mg/dL
自己免疫性肝炎 (疑)

判断困難な場合、専門医受診勧奨

抗体不明の場合、測定推奨
基準範囲内です。
IgM
M: 31 〜 200 mg/dL
F: 52 〜 270 mg/dL
mg/dL
抗ミトコンドリア抗体測定
※IgM高値の場合

原発性胆汁性胆管炎 (疑)

判断困難な場合、専門医受診勧奨

抗体不明の場合、測定推奨
基準範囲内です。

検査結果を入力して、判定ボタンを押してください。

肝機能障害は異常ありません。

肝脂肪性疾患 ?

ビール 日本酒 焼酎 ウィスキー ワイン チューハイ 合計 /日
ビール 日本酒 焼酎 ウィスキー ワイン チューハイ
1日の飲酒量 ? ml ml ml ml ml ml
アルコール量 0 g 0 g 0 g 0 g 0 g 0 g 0 g

1週間のアルコール量 :  0 g

心代謝系危険因子（成人）

: BMI ≥ 23 kg/m2(アジア人以外は25)、またはウエスト周囲径 男性 > 94cm、女性 > 80 cm
: 空腹時血糖 ≥ 100 mg/dL、または食後2時間値 ≥ 140mg/dL、またはHbA1c ≥ 5.7%、または2型糖尿病、または2型糖尿病治療
: 血圧 ≥ 130/85 mmHg、または降圧薬治療
: 血清中性脂肪値 ≥ 150 mg/dL、または脂質異常治療
: 血清HDL-コレステロール値 男性 ≤ 40 mg/dL、女性 ≤ 50 mg/dL、または脂質異常治療

脂肪性肝疾患の詳細判定フローを表示

飲酒量、心代謝系危険因子を入力して、判定ボタンを押してください。

飲酒量: 男性 210 g/週未満、女性 140 g/週未満

心代謝系危険因子 1項目以上

Metabolic Dysfunction-Associated Steatotic Liver Disease (MASLD)
※MASLDの日本語名は未定

飲酒量: 男性 210 〜 420 g/週未満、女性 140 〜 350 g/週未満

心代謝系危険因子 1項目以上

Metabolic Alcohol-Associated Liver Disease (MetALD)
※MetALDの日本語名は未定

飲酒量: 男性 420 g/週以上、女性 350 g/週以上

Alcohol-Associated Liver Disease (ALD) ?
※ALDの日本語名は未定
アルコール関連問題の分類 | 厚生労働省e-ヘルスネット

腹部超音波推奨

二次性脂肪性肝疾患 (Specific Aetiology Steatotic Liver Disease) ?
仮）成因不明脂肪性肝疾患 (Cryptogenic SLD) ?

薬物性肝障害

健康食品・サプリ・薬剤服用の再聴取

服用の有無を選択して、判定ボタンを押してください。

問診で薬剤・健康食品・サプリメントなどが疑われる場合、専門医に紹介
薬物性肝障害診断基準
その他の原因が疑われます。

その他

診断治療困難例の場合
肝臓専門医 もしくは 地域基幹病院へ紹介